しょうすけです。

下剤を使わないと全く便が出ないという声を多く見かけます。

しかし、このままではいけないと思ってどうにか下剤を使わずに自然に便が出せたら嬉しいですよね?

 

オリゴ糖を摂取することで、統計的に下剤など便秘薬の量が減ったと松生恒夫氏の著書『寿命をのばしたかったら「便秘」を改善しなさい』の中で紹介されています。

ですが、どうしても最初はまだ下剤が必要になってくるかと思います。

そこで、カイテキオリゴは下剤と併用して使うことができるのかを販売元の株式会社に質問をしてみました。

すると以下のような返信が返ってきました。

 

『カイテキオリゴ』は、便秘薬などのお薬と併用して
お召し上がりいただいても問題ございません。

『カイテキオリゴ』には
下剤作用はございませんので、急にお薬を止められますと、
さらに出なくなってしまうことがございますため、
便が出ずにご心配な時にはお薬と併用してくださいませ。

お薬でスッキリしていただき、
あわせて『カイテキオリゴ』をお召し上がりいただくことで
腸内に善玉菌が棲みやすい環境が作られますので、
理想的なスッキリにつながってまいります。

今までお薬を服用されていた場合にはスッキリできるまでに
お時間がかかる傾向がございますが、
1ヵ月~3ヵ月間継続的にお召し上がりになることで
徐々にお薬の量が減っている、お薬がなくても出るようになっているという
お声を頂戴しております。

※処方薬の中止・減量については、はご自身で判断せず
お医者様とご相談していただきながら調節してくださいませ。

 

カイテキオリゴは下剤との併用が可能です。

そこでカイテキオリゴを下剤と併用するにあたり、あなたに徐々に下剤を減らしてもらうためにおこなって頂きたいことがあります。

以下にあなたが徐々に下剤の量を減らし、下剤から卒業する為の手順をまとめましたので参考にして頂けらと思います。

■下剤の中身をチェックし、服用回数や量を把握する

まずは、現在使用している下剤がどのタイプなのかを確認してください。

下剤の種類には以下のように複数の種類があります。

便をやわらかくしてくれる薬
✔3Aマグネシウム錠
✔錠剤ミルマグLX
✔ミルマグ液
など

腸に刺激を与える薬
✔センナ、ダイオウ、アロエなどの生薬成分(新サラリン、武田漢方便秘薬、コーラックハーブなど)
✔ラキソベロン系(コーラックソフト、ピコスルファートNa系など)
✔テレミンソフト系(コーラック、デスピナL錠など)

ふたつの効果を合わせた薬
✔DSS(ジオチルソシウム、スルフォサクシネート)
✔コーラックⅡ
など

坐タイプの薬
✔新レシカルボン坐剤
✔コーラック坐剤
など

新しいタイプの下剤
✔アミティーザ
✔リンゼス
など

確認できましたでしょうか?

冒頭で紹介した松生クリニックの院長である松生恒夫氏の著書『寿命をのばしたかったら「便秘」を改善しなさい』の中で、もし下剤の種類に『アントラキノン系の下剤』を使用していた場合は副作用が強いのでどれだけ時間が掛かっても下剤から脱することを推奨しています。

使っている下剤の回数も確認してください。

1週間にちゃんと既定の服用量を守られていない場合、あなたの便秘は更に重症化している可能性があり、その場合一度専門の病院へ行かれた方が良い可能性が高いからです。

■1週間の食事の内容を書き出してみる

この作業で知った頂きたいことは、あなたがどれだけ食物繊維を摂取してるか?です。

食物繊維は、通常1日あたり20~21グラムが推奨されています。

おおよその量を把握するようにし、もし不足している場合は食生活を大幅に見直す必要があります。

 

■ダイエットをしている場合はやめましょう

もし、あなたがダイエットで食事の量を減らしている場合はいったんそのダイエットをストップさせた方が良いです。

今おこなっているダイエットが原因で便秘になっている可能性があるからです。

朝食を食べなかったり、ご飯などの炭水化物をまったく摂らないという方法は便秘を引き起こしてしまうので注意が必要です。

便秘がよくなることを優先し、便通が戻ったことを確認できたら、ダイエットが必要な場合に正しいダイエット方法を心がけるようにしてください。

 

■下剤を服用しないと排便ができないかを確認

一度服用している下剤を一時的にやめてみましょう。

薬がないと本当に便がでないのかのチェックです。

便意が少しでも感じることができれば、セルフケアの効果はより早く得られます。

 

■腸を動かす食事を心がける

上記のことをおこなったら最初の1週間は、なるべく腸を動かす食事を心がけるようにしてください。

3度の食事の中で一番大切にしたいのが「朝食」です。

朝食は1日のうちで腸の運動を一番活発にします。

朝食は欠かさず食べるようにし、基本3食を心がけましょう。

バナナには、食物繊維や腸の善玉菌のエサになるオリゴ糖が含まれているのでおススメです。

他にも、絹ごし豆腐、ニンジン、ジャガイモ、グレープフルーツ、アボカドなども腸を元気に動かしてくれる食材として有効です。

 

■肛門を刺激してみる

セルフケア2週目あたりに入ったら、食事に注意しつつ、食後の便意を少しでも感じたり兆候が見られたらシャワーで肛門を刺激してみてください。

30秒~60秒ほど刺激すると、便意を感じて排便が促されるようになります。

 

■排便が促されない場合は、酸化マグネシウム製剤を使用してみてください

食事に気をつけたり、シャワーで肛門を刺激してもなかなか排便できない場合は酸化マグネシウム製剤を使ってみてください。

食事に気をつけていることで徐々に腸内環境はよくなってきているはずなので、効果は得られやすいと思います。

ただし、肝機能障害の場合はマグネシウム製剤が使用できない可能性がありますので、薬剤師さんに相談するようにしてください。

 

■下剤を減らしてみましょう。

セルフケアを3周目続けてきたあたりから、下剤の量を減らしてみることを目標にしましょう。

食時期に気をつけたり、オリゴ糖そ摂取していくことで少しずつ腸の調子が良くなってきたなと実感してきたら、まずは下剤を使用するときに、下剤を1錠減らしてみましょう。

ただし、下剤を減らしたことで便が硬くなってしまったり、排便が困難な状況であれば、これまでどおり元の量の下剤を飲んで大丈夫です。

そうすることで、いきなり「下剤を減らしても大丈夫かな?」とさほど心配することもありません。

継続して食事に気をつけたり、オリゴ糖の摂取や、シャワーの刺激をしていきましょう。

酸化マグネシウムの継続も大丈夫です。

調子を見ながら2週目にさらに1錠、その翌週にさらに1錠と徐々に下剤の量を減らしていきましょう。

 

■下剤の量を減らすことに成功したら坐薬を使ってみましょう

下剤の量を減らしても問題なく排便できるようになったら、次の段階です。

腸の動きに非常に大切な『便意を取り戻す』段階です。

それに有効なのが、市販でも手に入る『新レシカルボン坐剤(ゼリア新薬工業)』、『コーラック坐剤(大正製薬』などの坐薬型の便秘治療薬です。

坐薬は、S状結腸という腸のなかの結腸に属し、その最下端にあたるもっとも肛門に近い部分に便がきているように使うのが有効できです。

便がS状結腸にきちんと存在していれば、坐薬によって直腸反射がおこり「排便」が促されるようになります。

坐薬を使うタイミングは、朝食後の30分後から1時間後と夕食後の30分後から1時間後の2回がベストなタイミングです。

これが難しければどちらかの1回のタイミングでも構いません。

いずれもS状結腸に便が溜まりやすいタイミングです。

坐薬を挿入して、5分間我慢してから、肛門からいきんでガスを排出させるようにします。

これを続けているうちに便が溜まると便意がやってくるようになります。

このようなやり方を続けていくうちに、下剤を服用しなくても便を感じるようになり、自然と便ができるようになってきます。

坐薬は約3ヵ月の継続が望ましいです。

便意が来たからといって油断してやめてしまうと、元に戻ってしまうので気をつけてください。

 

まとめ

今回はカイテキオリゴと下剤を併用しながら、下剤を卒業する手順について紹介をしました。

上記のことを実践していくことで、服用している下剤の量は少なくなり、下剤からの脱出への希望が見えるはずです。

松生クリニックではこの手順で便秘の患者さんが改善されているので、是非とも参考にして頂けたらと思います。

こうした方法で、なかなか便秘が改善されずに調子が悪いと感じたらすぐに専門医の治療を受けてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献
松生恒夫(2018年)寿命をのばしたかったら「便秘」を改善しなさい 海龍社